黒部市議会 2023-03-24 令和 5年第2回定例会(第4号 3月24日)
残地1区画を売払って、さらにまだ市債が2億6,000万円も残る予算になっています。これを今の借地部分の売却で解消するという話ではありましたが、その具体化については、全く疑問を持たざるを得ません。仮にも市民の税金を使って営利企業に整備した土地を売却することで赤字にでもなれば、これは当該特定企業への隠れた補助金ともなってしまいます。
残地1区画を売払って、さらにまだ市債が2億6,000万円も残る予算になっています。これを今の借地部分の売却で解消するという話ではありましたが、その具体化については、全く疑問を持たざるを得ません。仮にも市民の税金を使って営利企業に整備した土地を売却することで赤字にでもなれば、これは当該特定企業への隠れた補助金ともなってしまいます。
また、歳出につきましては、社会保障関係経費の増加のほか、近年の大型事業による市債等の継続発行に伴う公債費や企業会計等への繰出金などが依然として高い水準にあります。さらに、新型コロナウイルス感染症対策や原油価格・物価高騰対策に加え、時代の要請に的確に応えるため、デジタル化や脱炭素社会の形成に取り組む必要があり、引き続き厳しい財政状況が続くものと見込んだところであります。
今後の推移につきましては、これまでは黒部宇奈月温泉駅周辺整備、市庁舎や統合中学校の整備に伴う市債の償還の影響により、実質公債費比率は上昇に転じ、令和10年度にピークを迎え、17%を超えると見ておりました。 こうした中、財政健全化に向け実質公債費比率の上昇のペースがゆっくりとなるよう、令和3年度に交付税措置のない市債発行の抑制等を行いました。
プログラムでは、市債発行の抑制、公債費の平準化、公共的施設管理コストの縮減、総人件費の圧縮など、財政構造の体質改善に集中的に取り組んだ結果、1年前倒しで目標を達成し、特別な財源に頼らず令和4年度当初予算を編成することができました。
市長は、市債の発行規模、公債費の適正管理などにも触れていらっしゃいますが、財政面で懸念があります。高岡市の財政はよくなりつつあるといっても、借金は1,000億円を超えています。一方で、人口は今後も減少していく見通しです。借金で建築すれば将来世代への負担は大きくなります。 博物館の移転は、老朽化していることもあり、本市にとって長年検討されてきたテーマです。しかし、なぜ今のタイミングなのでしょうか。
37億円余りの補正額のうち、約24億円は市債借換えのための償還金となっています。実質約13億円となる事業の内容としては、エネルギー価格や物価高騰の中、障害者施設などや、打撃を受けている個人事業者や中小企業などを国からの交付金で支援するとしています。 この項1点目は、補正予算の特徴と期待する効果をお示しください。
これら補正の財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰入金、諸収入、市債のほか、繰越金を充当することとしております。 継続費の補正は、市民交流センター整備事業について、総額及び年割額を補正するものであります。 繰越明許費の補正は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするもので、追加7事業、変更1事業であります。
一方で、少子・高齢社会の進行に伴う扶助費の増加や大型事業に係る市債の償還などに加え、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢の影響による物価の高騰など先行きが不透明な状況の中で、引き続き厳しい財政状況が続くものと考える。
これら補正の財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰入金、諸収入、市債のほか、繰越金を充当することとしております。 繰越明許費は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。 次に、特別会計の補正について概要を申し上げます。 議案第59号は「令和4年度黒部市牧場事業特別会計補正予算(第1号)」であります。
第2次行財政改革アクションプランに掲げる健全財政の確保の取組において、臨時的な財源対策に頼らざるを得ない構造的な歳出超過を解消するため、稼ぐ力の充実や市債発行限度額の設定といった財政規律の遵守、事業見直しを積み重ねてまいりました。
私としては、市債の発行規模及び公債費の適正管理、公共施設再編計画の状況を踏まえながらではありますが、高岡市美術館と一体的に整備する方向で具体的な検討を重ねてまいりたいと考えております。 次に、大項目の4点目、豊かな市民生活の維持、継続についてのうちの1点目、空き家増加への対策に関しましてお答えをさせていただきます。
そのほか、今後、学校再編や消防庁舎整備など、投資的事業が集中する期間が見込まれるため市債の発行を抑制する観点から、令和3年度の決算剰余金の一部を公共施設等整備改修基金に積み立てます。 続きまして、議案第71号から第80号までの条例その他議案について申し上げます。
また、令和3年度決算上剰余金の一部につきましては、市債の繰上償還を行うため、公債費に計上しております。 補正額としましては、14億1,168万6,000円を増額し、予算総額を403億8,668万6,000円とするものであります。
続いて、このテーマ最後の質問ですが、さきの3月定例会において市長の御答弁の中に、「次期高岡市行財政改革推進方針については、その中で新たに中長期的な財政見通しを示すとともに、市債発行規模、市債残高や基金などの数値的な指標を盛り込む」とのお話がありました。
これら補正の財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰入金、諸収入、市債のほか、繰越金をもって充当することとしております。 次に、予算以外の案件について申し上げます。 条例関係の議案といたしましては、「黒部市税条例等の一部改正について」ほか3件であります。地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関連する市税条例の一部を改正するものなどであります。
近年の大型事業による市債等の継続発行に伴う公債費や社会保障関係経費及び企業会計等への繰出金などが依然として高い水準にあることから、引き続き厳しい状況が続くものと見込んだところであります。 性質別で見ますと、人件費を初め、扶助費や公債費の義務的経費が43.2%を占め、その他経常経費と合わせると86.4%となります。
市債残高が令和4年度で985億円と10年ぶりに1,000億円を切る見込みとなりました。前年度の計画では1,000億円を切るのは令和8年度であったと思います。4年も早めることができた理由と評価についてお尋ねします。
このほか、市債発行の適正化や繰上償還を進め、市債残高が令和4年度末に1,000億円を下回る見通しとなり、後年度負担が減少したことや、公共施設等整備改修基金への積み増しを行い、今後の学校再編などの大型事業による資金需要増への備えが進んだこと、加えまして、職員全体に、時代の変化に合わせ日頃の業務手法や事業、施設の在り方を見直すなど、コストに対する意識が根づいたことなどの成果がございました。
加えて、後年度における本市の財政負担の軽減を図るため、国の令和3年度補正予算において措置された交付税措置率の高い有利な市債、いわゆる補正予算債等を活用しながら、事業の前倒しを行うなど、新年度予算と令和3年度3月補正予算とを一体的に編成したところであります。
収支均衡した財政を持続可能なものとしていくため、引き続き、市債発行規模の適正化や、確保可能な財源を見込む中での必要な施策の選択と集中などの取組を継続していかなければならないものと考えております。 次に、大きな問いの2、行政改革の推進についての2項目め、未来政策部に新設される未来課の役割についてお答えをいたします。